【press release】シリーズAラウンドにて8.25億円の資金調達を実施致しました

 
 
Date:2022/02/09

シリーズAラウンドにて8.25億円の資金調達を実施致しました


 
 
『より良いアウトカムを求める世界の医療従事者のために。』をミッションに掲げ、医師向け臨床支援アプリ「HOKUTO」を開発する株式会社HOKUTO(本社:東京都港区 代表取締役:五十嵐 北斗、以下「当社」) は第三者割当増資による資金調達を2021年12月に総額8.25億円で実施したことを発表致します。今回の資金調達により、シリーズAでの累計調達額は11.25億円となりました。
 
  • 資金調達の目的と背景
当社は「より良いアウトカムを求める世界の医療従事者のために。」をミッションに掲げ、2019年11月より臨床支援アプリHOKUTOを医師向けに提供しております。HOKUTOはエビデンスに基づく医学情報への素早いアクセスを実現し、臨床現場での意思決定をサポートするモバイルアプリです
アプリの医師会員数は直近1年間で約7倍に増加、2021年11月時点で日本における全医師の約10%である30,000人を突破しました。App Storeでのレビューは4.7以上の高評価をキープしており、実際に医療現場で働く医師の方からご好評の声を多数いただいております。
また、当社ではアプリで取得した医師のデータベースを基盤に医薬品デジタルプロモーション事業を展開しております。新型コロナウイルスの感染対策を受け、対面による医薬品販売の訪問規制が強化、製薬プロモーション市場におけるデジタル化のニーズは増加傾向にあり、製薬企業からお問合せをいただく機会が増えてきております。
今回調達した資金は、事業及びプロダクト開発、並びに今後の事業展開において特に重要な人材採用に充当し、組織基盤の強化に取り組みます。
 
  • 臨床支援アプリHOKUTOについて
HOKUTOは、医学情報の「入手」「保存」「検索」が一つの場所でできる医師向け臨床支援アプリです。
医学の進歩に伴って医学情報医療が爆発的に増加する中、臨床現場に立つ医師は「現時点で最も信頼できるエビデンスに基づいた医療の実践」のために、最新の医学情報のキャッチアップに労力を割く必要に迫られています。
臨床支援アプリHOKUTOは、エビデンスに基づいた医学情報への素早いアクセスを可能にすることで、医師の負担を軽減し、患者さん一人ひとりに向き合う時間を増やすことを目的としたサービスです。
エビデンスに基づいた医療の実践に必要な「医学情報のインプット」「想起」「リサーチ」という一連の行動を一貫してサポートすることで、医師1人ひとりのアウトカム(治療や予防による臨床上の成果)の向上に貢献し続けることを目指しています。
 
  • 投資家からのコメント(順不同)
■株式会社ジェネシア・ベンチャーズ 鈴木隆宏氏・水谷航己氏
五十嵐さんの初対面の印象は勢いが凄まじい方だな、と。
何度か対話を重ねる中で、「ただの勢い」だけではなく、医師の現場ニーズに徹底的に向き合い、そして戦略的にも緻密さを持たれていると感じ、医療従事者向けサービスにピボット後の初回ラウンドから継続的に支援させて頂いています。
素晴らしい仲間が続々と集まる中で、今後更にプロダクトを磨き上げ世界中の医療従事者に愛されるプロダクトとなることを期待しております。
 
グローバル・ブレイン株式会社 立岡恵介氏・池田翔氏
HOKUTOは医療従事者の皆さまから高い評価を受け、既に驚くほど多くの医師の方に利用されていますが、そのポテンシャルはまだまだ大きいと確信しています。
急速な医療技術の発展に伴い、医療現場で求められる知識は、質・量ともに今後も加速度的に増加していきます。そのため、臨床現場で必要な知識へのクイックなアクセスを提供するHOKUTOのようなソリューションの価値は非常に高いと感じています。
但し、複雑化する医療現場で価値を出し続けるためには、HOKUTOにはより一層の機能改善やUX/UIの向上が必要です。また、医療にかかわる様々なステークホルダーとの協調・連携も必須だと考えております。
可能性に満ちている一方で難易度の高いチャレンジではありますが、高い熱量と実行力を併せ持つHOKUTOチームであれば、必ずやり遂げることが出来ると信じています。
「より良いアウトカムを求める世界の医療従事者のために」のミッションのもと、医療業界への貢献に邁進するHOKUTOを、グローバル・ブレインとしても全力でご支援して参ります。
 
■GMO VenturePartners株式会社
上市される新薬の領域や、医師の勤務/視聴環境に変化により、医療メディアに求められることも転換してきています。HOKUTOが新たな世代に最適化された医療メディアになることを期待しております。
 
■グリーベンチャーズ株式会社 相川真太郎氏
創業者の五十嵐さんに初めてお会いしたのは2017年頃でした。当時、全国の医学部を巡って、医学生と積極的にコミュニケーションをしているエピソードを伺い、この事業への強い熱意を感じたのを覚えています。この度、HOKUTO社が新しいステージに挑戦するにあたり、出資という形でご一緒できることを嬉しく思います。今後「HOKUTO」が臨床現場で働く医師の方々にとって正確性と便利さを兼ね備えたアプリ・ツールとして広がっていくことを楽しみにしています。
 
小澤隆生氏(Zホールディングス株式会社 取締役専務執行役員 兼  ヤフー株式会社次期代表取締役社長 CEO)
とても大きな市場に取り組んでいるスタートアップだと思います。とにかく良いサービスを作って利益を出して多くの人を喜ばせてほしい。頑張れ!
 
本田謙氏(株式会社フリークアウト・ホールディングス 代表取締役社長 Global CEO)
1000年に1人の逸材だと思い、興味と期待を持って出資させていただきました。 まさにフリークアウトさせられました。 日本の医療にどのような変化が起こせるか、 大変楽しみです。
 
宮田昇始氏(株式会社SmartHR 創業者)
五十嵐さんとは、とあるイベントに向かう電車のなかで、知人の起業家から紹介されました。初めてお会いしたとき、医師が抱える課題や、今後の事業成長のマイルストーンについて解像度が高く驚きました。「なぜそこまで解像度が高いのか?」と秘訣を聞くと、自分にはマネができない話ばかりで、「この人は絶対に大物になる」とすっかり売り込まれて、二つ返事で出資を快諾してしまいました。
 
■小泉文明氏(株式会社メルカリ取締役President(会長) 兼 株式会社鹿島アントラーズ・エフ・シー代表取締役CEO)
HOKUTO社は五十嵐さんのリーダーシップのもとで、高いプロダクト開発力で医師や医学部生のニーズを把握したうえで、ユーザーに支持されるサービスを開発しています。
医療のマーケットサイズは大きいですし課題も大きい中でおもいっきり挑戦している同社はさらに成長していってくれると信じています!
 
■田中良和氏(グリー株式会社 代表取締役会長兼社長)
ソニー、アップル、任天堂などが、それぞれの領域の中で何十年も続けてきた様に、HOKUTOにも医療業界で繰り返し挑戦し続けてほしいです。
日本の医療をより良い方向に導いて欲しいと思います。
 
■伊藤将雄氏(株式会社ユーザローカル 代表取締役)
ますます高齢化が進む社会で医療の重要性が増す中、そのDX化を推進するという強い意思を持った五十嵐さんを応援しております。
医師の方、医学生の方の声に耳をかたむけ、将来の社会にとって必要なサービスを作り上げていってほしいと考えております。
 
■大湯俊介氏(株式会社コネヒト 創業者)
北斗との出会いは今から遡ること4年以上、彼がまだ「ペットのトリミングC2C」を行っている折でした。その時の彼は、明らかに立ち上がりそうにないビジネスをプレゼンしてくる、やかましい起業家でした。それも日をおいて三度も。しかし来る四度目、何を思ったか彼は当時の共同創業者と別れ「医師向けSNS」のアイデアを携えてやってきました。そして一言「自分の親類に医師が多く、この領域に踏み込むからには絶対に恥ずかしいことはできないんですよね」と。私は彼の強い執着から生まれる粘り強さ、そしてそこに更なる覚悟が備わったことを感じ、出資をさせて頂くことを決めました。時を経て今では会社も成長し、彼は前途有望なビジネスをひっさげたやかましい起業家になりました。そんな彼が世の中にどんな良い影響を与えるのか、これからも楽しみです。
 
■宇佐美 進典氏(株式会社CARTA HOLDINGS 代表取締役会長兼CEO)
五十嵐さん自身が全国各地に行脚して多くの医師や医学生のリアルな声に耳を傾け、徹底的にユーザー目線でサービスを作りこんでいく姿勢に魅力を感じて出資させて頂きました。
HOKUTOは既に多くの医師や医学生の方に利用されていますが、今後更にプロダクトを磨き上げ世界中の医療従事者に愛されるプロダクトとなることを期待しております。
 
■永見世央氏(ラクスル株式会社 取締役CFO)
医療という大きな業界を変えていくテーマ性もそうですが、医師の現場ニーズに徹底的に向き合い、医師が実際に感謝するサービスを作り上げている五十嵐さんの解像度と実行力に共感し、投資をさせていただきました。勢揃いのエンジェル勢、VC投資家に支援を受けながら、引き続きガンガン成長してもらいたいです!
 
■西尾健太郎氏(株式会社ゲームエイト 代表取締役社長、株式会社Gunosy 取締役)
HOKUTOが掲げるミッションに共感して、 この度出資させて頂きました。 五十嵐さんは医療に対する業界の課題を誰よりも深く認識している経営者です。 彼が長い時間をかけて業界の課題と向き合っていくためのお手伝いができればと思っております。
 
■守屋実氏(エンジェル投資家)
五十嵐さんと初めて会ったときの記憶は、今なお鮮明です。いままで会った誰よりも、顧客理解とプロダクトの磨き込みに全力を尽くしていたからです。そして、対象とする市場も最大級に大きい。一瞬でその可能性に魅せられました。実際、直近での成長は力強く、わずか2年で全医師の1割、3万人超のユーザーに愛されるサービスとなりました。今後においては、より強靭な体制を構築して、更なる成長をひた走っていただきたく。引き続き、全力で応援致しますっ!
 
■山本敏行氏(SEVEN Founder(Chatwork株式会社創業者))
五十嵐さんに出会った時に、彼ならやりきるだろう!と思って事業内容より人を見て出資を決めました。実際に出資した時の事業内容からは完全ピボットして、今の医療向け事業に転換して急成長されています。このままの勢いで成長し続けて、日本から世界の医療を変える存在になってもらいたいです。
 
■原田大作氏(株式会社メルカリ 経営戦略室Director)
1つ目の事業に失敗して全てを失った時にご縁をいただきました。全国の医療従事者の方々に会って課題のヒアリング行脚をし、業界を根っこからひっくり返すようなスケール感のある戦略を構想し、実際にプロダクトに落とし込んで行く姿勢が素晴らしいと思います。ネット業界だけではなく、全国のたくさんのお医者様も投資家としてチームに迎え入れて経営アドバイスしている点など、巻き込み力が異常値に高く尊敬しています。
 
  • 株主一覧 ※順不同、敬称略
新規株主
グローバル・ブレイン8号投資事業有限責任組合
Genesia Venture Fund 2号投資事業有限責任組合
GMO GFF投資事業有限責任組合 無限責任組合員
グリーベンチャーズ1号投資事業有限責任組合
他個人投資家等
 
既存株主
Genesia Venture Fund 2号投資事業有限責任組合
イーストベンチャーズ2号投資事業有限責任組合
他個人投資家等
 
  • 株式会社HOKUTOについて
「より良いアウトカムを求める世界の医療従事者のために。」をミッションに掲げ、臨床支援アプリHOKUTO及び研修病院口コミサイトHOKUTO residentの開発・運営を行っています。
設立:2016年3月
代表者:代表取締役 五十嵐北斗
従業員数:60名(アルバイト、業務委託含む)
事業内容:医学生向けメディアHOKUTO resident運営、医師向けアプリ HOKUTO運営
 
  • 採用情報
株式会社HOKUTOでは医療アウトカムの向上に一緒に貢献するメンバーを積極的に採用しております。
 
■募集ポジション
・Flutter Engineer
・Web Engineer
・Business Development
※詳細はコーポレートサイトの採用ページをご覧ください。